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« JR西日本の脱線事故はこのまま風化してしまうのか | Main | 争点誘導の総選挙 »

August 14, 2005

つくる会教科書を杉並区民は支持するのか

 つくる会の教科書は既にいくつかの自治体で採択されていたが、杉並区という東京のリベラルな地域で採択されたことに驚かされた。石原知事の東京都(都立の中高一貫校等)や、保守的な地方で採択されるのは、予想されたことであったし、採択した自治体数もわずかであったので、このまま下火になるのではないかと思っていたのである。

『つくる会』教科書攻防(東京新聞8月6日)

■「杉並区民は無関心過ぎる」

 別の区民は「杉並区は住民運動が根付いた先進地域のイメージがあるが、実は区民は無関心過ぎる。『リベラルでやり手』の印象を与える区長の下で、つくる会の教科書を支持しなかった区教育長が辞めていても、その事実に関心を持たない」と指摘した。

【関連】 現場の意向尊重を 政治的中立損なう恐れ(東京新聞8月12日)

<解説>  「新しい歴史教科書をつくる会」が主導する扶桑社版の歴史教科書は、太平洋戦争を当時の日本側の公称である「大東亜戦争」と表記し、神話を多く取り上げるなど、特定の歴史観が反映されている。このため、中国や韓国が採択に強く抗議しているほか、国内でも、支持派と反対派が激しく対立し、四年前の一斉採択では市区町村で全く採択されなかった。

 今回「つくる会」主導の教科書を採択した杉並区教委や東京都教委の場合、同会の思想に共感する区長や知事の政治姿勢が影響した可能性が強い。教科書の採択権限は教育委員会にあるが、委員は区長や知事が議会の同意を得て任命するからだ。

 杉並区では前回、同教科書への評価が委員の間で分かれ、その後、山田宏区長の側近だった元区職員が委員に就任。この委員は当初は三種類の教科書を支持したが、最終的に「つくる会」主導の教科書を推した。

 まさかとは思ったが、やはり元民主党区長の意向のようだ。民主党を支持すると、つくる会教科書を支持したことになると思った有権者はほとんどいなかったのではないか。小沢自由党から社会党までの議員が一緒になった党では、歴史認識や安保・外交問題で一致する方が不思議な話なので、ばらばらと言われても仕方が無い。政権交代達成後は暫定政権にして、できるだけ速やかに保守派とリベラル派に分裂して、自民党を含めた形で政界再編すべきだろう。そうしないと、有権者はどの党に投票すればよいのかわからない。

 13日、グラビアアイドルのインリンさんがブログで次のように主張した。

S cawaii(インリン・オブ・ジョイトイの日記)

ちなみに今日は、平和を愛する私としてはマジ許せない事が東京で起きました。 日本の侵略戦争を否定して美化してる人達が作った歴史教科書を杉並区が採用したんです(>_<) 日本人は過去の過ちを認めて反省して教えて、そしてアジアの国と平和な未来を築くべきだと思います。 今の若者に過去の責任はないけれど、過去の過ちを正しく知る権利と義務があると思います。 恐ろしい事に巻き込まれない為には、 何が恐ろしいか知っていなければ反対出来ません。 残念ながら、日本が侵略戦争を行ったのは事実です。 嘘で事実をごまかすのでは、日本人も含めた戦争犠牲者がかわいそう! 嘘の教育をしたら、また、未来の戦争犠牲者と加害者を作るだけです!

 私は知らなかったのだが、インリンさんはセクシーなグラビアアイドルで、以前から政治的な発言をしているようだ。台湾生まれだが、台北政府よりも北京政府に好意的なようだ。
 インリンさんの上の主張に私は同意するが、中国人からこう言われたら反発する日本人は多いだろうと思う。しかし、台湾人からこう言われたらどうだろうか。台湾人といえば親日的な人が多いことで知られるし、中国嫌いの石原知事も李前総統と交流があるなど、反中派で台湾に好意的な人は多い。
 インリンさんは台湾人である。これだけであれば、日本人には耳が痛い。しかし、北京政府に好意的であれば、本当は中国人なのではないか、そうであればけしからんという訳のわからない反中派からの批判が出てくるだろう。

 さて、今回この記事を書くにあたって、つくる会教科書(中学の歴史)を読んでみることにした。まだ全部読んだわけではないが、感想としては以下のとおり。
1 中学生の内容としては難しい。
2 神話が多く紹介されていて、史実と神話が混同されかねない。
3 保守派の歴史観が紹介されている。そのこと自体は問題ない。問題なのは、保守派の歴史観がほとんど一方的に紹介されていること。
 初めて歴史を学ぶ中学生の段階で、保守派の歴史観を客観的に読むのは至難の業だろう。例えば一例を挙げると、共産主義が全体主義の一種として紹介されている。スターリニズムが全体主義の一種といわれることはあっても、共産主義すべてを全体主義とするのは私は今まで聞いたことがないし(ハンナ・アレントはスターリニズムについていっている)、そのような説があるとしても、中学校の歴史教科書で断定的に紹介するのはあまりにも学問的に乱暴ではないだろうか。(荒らしが来そうなのであらかじめ言っておくと、私は共産主義を支持していない)
 最後にインリンさんからのメッセージ。

だから、女の子がセクシーで目標のある自立した人生を生きる為に、 絶対に守らなければならないこと それは平和と自由と平等ってことなんですよね☆

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Comments

どうもこんにちは。

>民主党を支持すると、つくる会教科書を支持したことになると思った有権者はほとんどいなかったのではないか

ほんとですね。埼玉知事の上田さんなんかも、実はつくる会支持ですからね。選挙ビラで田中康夫も応援と書いてありましたが。まあ民主党にはつくる会系の議員が国会にも地方にもいますね。よくテレビに出てる松原仁さんもそうですね。

ちなみに、インリン氏の公式を見てみましたが、「北京政府支持」ってことはないと思います。別に民進党支持でもなく、国家権力なんて、ふん!って感じで、印象としては共産趣味+アナーキスト+自由主義者的なような。写真家の趣味でしょうね。インリン氏本人はテレビの印象も総合して想像すると、なんだかんだ言っても典型的な自由民主主義と資本主義とバカとエロ大好きの日本戦後民主主義的平和主義者な人のような気がします。

 白熊海さん、こんにちは。
 民主党の中にはつくる会支持の人が多いみたいで困ったものですが、ガラガラポンは民主党政権後ですね。民主党にとって自民党政治を打倒することが最優先課題ですから、いろいろな考え方の人が集まっているのは仕方がないのですが、今回の杉並区を見てしまうと、やはりガラガラポンが必要だと思ってしまいます。
 インリンさんの北京政府支持ですが、どこに書いてあったのか思い出せないので、彼女は共産趣味ですし、それによる私の思い違いかもしれません。それよりも、台湾人らしく日本好きの家庭で育ったようなので、単に日本好きな在日台湾人と捉えたほうが自然かもしれませんね。

インリン・オブ・ジョイトイ「M字開脚の女王参上!」2 幼少時代
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story.html?query=%83C%83%93%83%8A%83%93&q=29gendainet07117700&cat=30

こんにちは。

私は杉並区民ですが、支持しません。
でも今ほかの区長に変われば、住基ネットに参加しなくてはならないかも知れません。個人的には、住基ネットを人質にこの教科書を採択された気持ちです。

支持しないといいながら、自らアクションは起こさなかった訳ですから、実は無関心な杉並区民の代表ということにもなるのでしょう。
今回の教科書採択に関しては、目立った反対派の運動がひどかったので、与する気は起きず、無関心区民になってしまったような気がします。
具体的には、駅前での、明らかに迷惑になる形でのビラ配り、「戦争賛美の教科書から子ども達を守りましょう」というスローガン、これは誇張のしすぎですし、批判として的を外れています。
都議選の選挙運動とリンクしていたときには、選挙違反じゃないんだろうか、と思ったほどです。(つくる会教科書反対運動なのか、特定の候補者の運動なのか区別がつかない、選挙運動としては時間が遅すぎる)

多くの区民は支持していないと思います。
山田区長がつくる会教科書を採択させるとは、再選時にも思っていなませんでしたし、だまされた、という気持ちもあります。区民としてこれを通してしまった責任も感じています。

「ネオ・リベラル」な方々には、復古趣味的(という言い方が正しいのかはわかりませんが)な感覚を持っている人が案外多いようです。
今回の困った事態とはまた別に、相反するように見えるこの2つが、彼らの中でどう結びついているのか、興味のあるところです。

observerさん、返答ありがとうございます。

インリンの思想傾向については彼女の勝手なんですが、個人的にはあまり「○○人だから」みたいなステレオタイプで判断するのはあまり好きじゃないんですよね(小林よしのりさんのように外省人・内省人で全て判断して思考停止になっちゃう人もいますし)。たしかに、思想とアイデンティティは切っても切れない関係ですし、生い立ちとかも影響しますけど。私自身も、「日本人だからこそ」こう思うってこともいろいろあります。まあ、この話はきりがないですね。

ガラガラポンですが、「第三の道・リベラル・アジア重視・ハト」vs「新自由主義・(新)保守・アメリカ重視・タカ」vs「環境・反戦・人権(・反米右翼もここに入れちゃいましょう)」みたいのがわかりやすいですね。ただ、あまりすっきりしすぎるのもどうかと思います。政治イシューなんていろいろあるし、そんなにすっきり分けられるものでもないですしね。個人的には、自民党内にも「保守本流・リベラル・ハト派」の方々が歯止めとしてちゃんといてくれると嬉しいです。

feuille さん、

>「ネオ・リベラル」な方々には、復古趣味的(という言い方が正しいのかはわかりませんが)な感覚を持っている人が案外多いようです。今回の困った事態とはまた別に、相反するように見えるこの2つが、彼らの中でどう結びついているのか、興味のあるところです。

宮台真司が簡単に説明してるのですが、

『ネオリベで言えば、再配分を否定するから「小さな政府」となり、「小さな政府」で担えないから伝統的共同体や性別役割分業を「保守」する。 古典的右翼とネオリベの違いは、前者が「伝統共同体の護持→小さな政府→集権的再配分の否定」となるのに、後者が「集権的再配分の否定(財政逼迫)→小さな政府→伝統的共同体の護持」となる点。似ているが魂が異なる。』

右翼思想からみた、自己責任バッシングの国辱ぶり
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=98&catid=4

だそうです。「大きな政府」は社会不安・犯罪などには再配分政策で対処しますが、「小さな政府(ネオリベ)」は再配分政策じゃフリーライダーを増やすだけで逆に社会不安が増大する、犯罪には断固たる処置(強攻策)で対処し、不安の増大には伝統的共同体的道徳(愛国心や信仰)などで対処する、みたいなことも宮台さんは言っております。この人、簡単に説明するのが上手いです。

observerさんへ

 TBおよびリンク張っていただき、ありがとうございます。
 硬軟おりまぜての混沌としたブログですが、今後もよろしくおねがいます(^_^)
 さて、上記で白熊梅さんもかかれていますが、「○○人だから」というとらえ方には、違和感を感じます。結論から言うと、日本に住んでいて、日本に税金を納めている以上、日本の政治を論じられる権利は必然的に発生するものだと考えています。
 こうした考え方は、僕の曖昧な記憶からすると、アメリカ独立戦争がたしかきっかけになったのではないでしょうか。
 僕の曖昧な記憶からすると、税金を納めているのに、政治に参加できないのはおかしいといって、イギリスからの独立を勝ち取ったのだと思いますが、そういう考えは、全く正しいものではないでしょうか。
 税金として、その国の収入の一部を支払っている以上、政治に参加する権利が発生するというのは、当たり前のような気がするのです。
 おっと(^_^; あまり書くと、ご迷惑になりそうなので、この辺で。。。

 feuilleさん、こんにちは。
 私は杉並区民を責めるつもりはありません。私も民主党とつくる会教科書が先日まで結びつきませんでした。
 住基ネットを人質にこの教科書を採択されたということですか。そういえば、横浜市の中田市長も杉並区長と同じ旧民主党の松下政経塾出身ですね。松下政経塾出身の首長がいる自治体は、今後教科書採択に関して要注意かもしれません。
 目立った反対派の運動がひどかったというのは、産経新聞が報道している過激派うんぬんのことですね。教科書が過激だから、過激派が出てきたんでしょう。しゃれで言っているのではなくて、共産党と右翼の街宣車が対峙するのを街中で時々見かけるように、ある意味仕方がないことだと思います。区民はえらいとばっちりなので、仕方がないでは済まされないでしょうが・・・

 白熊海さん、こんにちは。
 「○○人だから」みたいにステレオタイプで判断することですが、私はそのように判断することが嫌いです。今回言いたかったことは、日本の保守派(ネットウヨク含む)がインリンさんが言っていることを、台湾人が言えば仕方なく聞いたとしても、中国人が言ったら耳を貸さないで反発するのではないか、同じことを言っているのに相手の国籍等で対応を変えるのは馬鹿げているということです。
 ガラガラポンですが、私は保守右派(新保守)、保守、社民リベラルの3つが頭に浮かんでいます。具体的には、旧小沢自由党+自民タカ派、タカ派を除いた自民党と民主の旧自民、旧小沢自由党と旧自民を除いた民主党+社民党といったところです。何といっても、民主党に自由党が合流したことが今の民主党をわかりにくくさせたと思います。
 自民党内に歯止めがいることについてですが、加藤紘一をはじめとする最近の自民党ハト派(保守本流)の凋落ぶりは目に余るものがあります。自民党ハト派が今ほど落ちぶれていなければ、自民党内に歯止めがいる状態の方がよいと思います。

 GK68さん、こんにちは。
 GK68さんのブログは、私がこのブログを始めた当初から拝見していました。最近になって、また記事を書かれ始めたので、喜んでいたところです。
 「○○人だから」というとらえ方については、前述したとおり私も嫌いです。
 日本に住んでいて、日本に税金を納めている外国人の場合ですが、私は国の参政権は認められないが、地方の参政権(都道府県と市町村)は認めるべきという立場です。地方の参政権には、被選挙権や公務員になる権利を含みます。外国人の参政権について、国と地方がごちゃ混ぜになっている方が多いですが、分けて考える必要があると思います。

GK68さん、

>日本に住んでいて、日本に税金を納めている以上、日本の政治を論じられる権利は必然的に発生するものだと考えています。

私としては、「日本の政治を論じる権利」は世界中の誰にもあると思います。私も、世界中の国々の政治について好き勝手に論じてますし。「日本の政治・政策を決定する権利」は日本国民のものでしょう。ちなみに、私自身、「日本国民」の定義は日本国籍保有者プラス日本の住民です。(どんな外国人が日本国民に入るかについては長くなるので論じませんけど。基本的にはobserverさんに近いです。)

ところで、みなさん、インリンの公式ページの掲示板を見てみたのですが、インリンを撮ってる写真家の方がこんなことを書いてました。

『教科書問題は、97,8年からずっと、インリン自身が、雑誌/新聞の連載・取材・インタビュー、そしてここで言ってきたことっすからね~。ブログも、本人にとっては、ニュース見て感じた軽い世間話の感覚なんじゃないですか?そもそもジョイトイは、そういうことも含めたパロディ表現のユニットですからね!僕らの、過去すべての写真集・DVD・映画・CDには、平和希求のメッセージが込められていますし、10年、そういう同じ方向性でやって来て、今、ブログに自然に思う事を書いて、インリンにとっては日々の徒然って感じでしょう。彼女は、日本以外の教科書も政治もみんな嘘だらけだって、大嫌いですしね。平和な日本は大好きなわけだし、サッカー日本代表の熱狂的サポーターだし(笑)。ブログだけ読んで、的外れな、男女差別的・人種差別的批判されても、本人呆れています。タレント/アーティストには活動の歴史があるわけですから、今さらあんな一日の日記ごときであーだこーだ言われてもね・・・。

ちなみに、いわゆる「内省人」であるインリンが、昨年、台中国境の島・金門島にて、
台中両政府を風刺した平和・反戦・反ファシズムのパフォーマンスを行った事も書いて置きます。 』

observerさんへ

>今回言いたかったことは、日本の保守派(ネットウヨク含む)がインリンさんが言って
>いることを、台湾人が言えば仕方なく聞いたとしても、中国人が言ったら耳を貸さない…

 とのこと。再度、observerさんの記事を読んで、理解できました。僕の読解力不足です。すみません(^_^;
 さて、最近、復活したブログに注目していただき、とてもうれしく思っております。しかし、しばらく更新できません(^◇^;) といいますのも、ブログプログラムが、外部から物理的に破壊されてしまいました。原因としては、推測ですが、1秒間に何十回あるいは何百回という人間業ではない(笑)コメントをふっかけられたからだと思っております。
 けっして酔っぱらって、自分で壊したものではないことだけは付け加えておきます(苦笑
 observerさんのブログは、Nifty提供のものですので、そのあたりの対策はできていると思われるのですが、僕のブログは、自分で設置したもので、しかも旧バージョンのプログラムだったもので、そのあたりの脆弱性をねらわれたのでしょう(^^ゞ しかし、これで、ネットに集中する時間が減り、連れ合いとの語らう時間が増えて、家族円満になりそうです(^_^)

白熊海さんへ

>私としては、「日本の政治を論じる権利」は世界中の誰にもあると思います。

 全くその通りだと思います。僕の発言は、むしろ「そんなに日本が気に入らなければ出て行け>アジア人(なぜか欧米人には言われないおなじみの排外的な台詞(^_^;)」への意識が大きく働いていました。
 誰にでもある「日本の政治を論じる権利」を、無責任なものにしないためには、なんらかの意義付けが必要であると思っているのです。
 まずは、日本政府に税金を払っている以上、ものをいう資格は大いにある。いや、言わねばならない。
 次に、日本政府は、経済大国であり、発言力もある。それだけに世界への影響は多大なのだから、世界中の人々から注目され、批判もされるし、しっかりと耳を傾けなければならないと言うことです。
 さて、インリンをプロデュースしているジョイトイという人たち。いったい、何者なんでしょうね(^_^; 名前を隠していますが、僕は、かなり実力派の写真家集団ではないかとふんでいるんですが。
 以前、彼ら自身の作による自らの活動の歩みのような本を作られる計画があったようで、楽しみにしてたのですが、何らかの理由により、出版されなかったようです。

アメリカの時事週刊誌「タイム」アジア版が、アジア諸国は日本に感謝せねばならないという論旨の文をカバーストーリーで掲載し、論難が予想される。前シンガポール外交官のキショール・マブバニ氏は15日付の「タイム」アジア版に掲載された「アジアの再誕生」という題目の文で、1905年に日本がロシアを相手にした戦争で勝利したことで、インドは英国からの独立が可能だと考えられるようになった、と主張した。

マブバニ氏はまた、日本の植民統治で苦痛を受けた韓国も日本の役割モデルが無かったらこのように早く成功しえなかったはずだとして、アジアは日本に対し大いに感謝せねばならないと述べた。

同氏はまた、朝鮮戦争は韓国には苦しい事件だったがアジア繁栄に助けになったのであり、米国は朝鮮戦争のため日本の経済・社会の再建という戦略的選択をし、日本の経済的成功が韓国と台湾、香港、シンガポールなどを覚醒させたと説明した。

▽ソース:YTN(韓国語)<「アジア諸国は日本に感謝せよ」>
http://www.ytn.co.kr/news/news_view.php?cd=0104&key=200508162232004449

▽原文の該当個所の一部(第6~第7パラグラフ):
http://www.time.com/time/asia/magazine/printout/0,13675,501050815-1090825,00.html
数世紀にわたるヨーロッパによる植民地支配のため、アジア人の自信は次第に失われてきていた。将来のインド人たちは、3億ものインドの民が10万人足らずの英国人に何故易々と支配されていたのか、不思議に思うであろう。ヨーロッパ人の文化的優越性という神話がインド人の心にどれほど深く埋め込まれていたか、理解できないであろう。インドの初代首相ネルーはかつて、ロシアが日本に1905年に負けたことが、インド独立という考えを持つようになった最初の契機であった、と述べた。これは驚くべき告白だ。日本と
いうアジアの国がヨーロッパの国を打ち負かすまで、インドの知識人らは自治ということを考えてもみなかった、ということなのだ。

第二次大戦における日本の行状は災いに満ちたものだ。しかしながら、もし20世紀初頭における日本の成功が無かったならば、アジアの発展はずっと遅くなっていたであろう。日本は、アジアの勃興に火をつけたのだ。日本による苛酷な植民地支配に苦しんだ韓国ですら、日本という役割モデルを持ちえなかったならば、これほど早くテイクオフすることは出来なかっただろう。アジアは、日本に大いに感謝の言葉を送る必要がある。

インリン様は外省人説も聞きますが、本当はどちらなのでしょうか。小林よしのり氏は台湾人に内省人と外省人がいる事や、外省人が内省人2万人以上を虐殺したという、日本人があまり知らなかった事実を紹介しています。しかし、小林氏がそこで思考停止しているわけではないのは、台湾論を読むだけでも感じられます。台湾論で偏見を持ってしまったのなら、その後の小林氏の著作にも目を通してみたら如何でしょうか。文字ばかりの本も含めて。
左翼&サヨクで残念なのは、無自覚に共産主義者と結託してしまう事です。宗教否定、伝統破壊、国家解体に同意し、その動機を隠さずに活動するのなら理解出来ます。しかし、動機を隠した共産主義者と、動機を知らない無自覚サヨクが結託するのは不味い。真性左翼の平和主義が偽善である事は、中共の文革や核に対する言葉で明らかな事。偽善者が過去に紡いで来た言葉に安易に便乗するのは、それ自体偽善です。言葉はゼロから紡がなければなりません。日本は未来の有効のためと信じ、冤罪部分まで受け入れて償いました。中共も日本の左翼も、まともに過去を清算していません。左翼が日本軍にした様に、これからの日本の為に、真性左翼を断罪すべきでしょう。旧左翼を抹殺出来ないままでは、国民が支持する左は生まれず、結果として右を利する事になります。右傾化を嘆き、滅びるべき左翼を庇い続ける限り、政権を取れる、選挙を否定しない左翼政党は生まれません。

 December 22, 2005 03:32 AMの方、こんにちは。
 まず、このブログでコメントをするときは、名前を必ず書いてください。
 コメント欄は全部読まれたでしょうか。私も、記事本文でインリンさんが北京政府に好意的かどうかなどと、無粋なことを書いてしまいましたが、彼女の意図は政治をパロディー化することにあるようです。
カジュアル・ポリティクスとエロテロリストの不思議な関係(katolerのマーケティング言論)
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2005/08/post_cac8.html
 このブログは2ちゃんねるのような掲示板とは違いますので、記事に関連するコメントしか受け付けていません。この記事では台湾論も左翼論も扱っていませんので、本来ですとあなたのコメントは削除の対象になります。(もちろん、「タイム最新版より」さんのコメントも本来は削除対象です。)
 私の個人的意見を申し上げると、右翼・左翼という言葉は安易に使わないほうがよいと思います。政治というものは右翼・左翼という言葉で分類できるほど単純なものでもありませんし、レッテルを貼るということは、政治を考えるうえで障害となります。政治を考えるときは、先入観や偏見というものは極力排すように努力すべきでしょう。

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